イラン旅行はあまり日本人にはなじみがないかもしれないので、2015年時点での情報を参考のために書く。
なお、私はツアーでない個人手配旅行のような形での旅行で友人と訪れた。
注意事項などは、外務省提供の下記がよくまとまっているので興味がある方は通読されたい。
イラン 海外安全対策基礎データ
2015年現在では、Turkish Airline, Aeroflot,エミレーツ航空などが首都テヘランのエマーム・ホメイニー空港に就航している。イスタンブール経由となるTurkish Airlineが値段、サービス、機内食とも良かったのでおすすめ。日本からは一度イラン上空を通り過ぎてまた戻ることになるけどね。日本からの直行便は残念ながら現在はなくなってしまった。
入国にはVISAが必要。 空港でArrival VISA (最大2週間、延長可能)を発給する方法と事前申請を行う方法がある 。
私は前者のArrival VISAで入国した。2015年に入ってから私が数人に聞いた限りでは、女性の一人旅の場合を含めて全員無事にArrival VISAが発給されているようだ。
VISAは空港到着後に、記入用紙を埋めて申請できる。費用は$42、時間はおよそ1時間弱で出た。ドル、ユーロでも支払い可能。事前申請を行う場合は、下記に紹介した旅行会社のWebサイトで申し込むと事前発給番号が出て、空港到着時にカウンターでの受け取りがスムーズになる。1週間ほどかかるようなのでお早めに!
公用語はペルシャ語。甘美な響きを持つ、イラン人の誇りの言語である…が、馴染みのない人にはまったく読めない、意味が分からない言語であろう。さらに数字もアラビア数字とは異なる表記になるので知らないと戸惑う。
ただ、英語が話せる人は街にはそれなりの割合でいるので、旅行ではあまり困らないと思う。私は非常に親切な方々に幾度も助けられた。
旅行の際には、下の3言だけでも覚えていこう!
今回は下記を利用した。
Iran Visa, Travel, Hotels, Tours | Iran Traveling Center
英語にてVISA,ホテル、飛行機、高速バスなどの手配が日本から事前にできる。条件を伝えてホテルや飛行機を探してもらうことも可能。メール返信も早く、とてもお世話になった。
支払いの際には日本の特定口座に日本円で振り込むことが可能。
広いイランの交通には飛行機、夜行バス、鉄道がある。
飛行機は60ドルほどで安い。短距離でも機内食が出る。
夜行バスは10ドルほどでVIPバス(リクライニング)に乗れる。なかなか乗り心地が良くてよく眠れた。
鉄道は今回満席で乗れなかったが、夜行列車があるらしい。乗りたい場合は早めの予約が吉。次機会があれば乗ってみたい。
通貨はレアル。経済制裁でVISAカードは使えないことになっているので現金を用意する必要がある。インフレが進んでおり、最高額紙幣は50万レアルまである。高額紙幣には慣れが必要。さらに、町では トマム(1トマム=10リアル)という単位も併用されていてしっかり確認しないと単位が異なることもある。
両替所は空港や街中、イスファハーンなどの観光地にあり、18:00くらいまでやっている。必要な分はまず空港で両替しておいた方が便利。空港から出るタクシーやお土産屋さんではドルも直接使える。
交換元の通貨としてはドル、ユーロ、次いで人民元が使えた。人民元->レアルのレートも悪くない。(500000レアル=100元でわかりやすかった) 。日本円は受け付けてくれなかったり、極端にレートが低かったりするのでお勧めしない。ロシアのルーブルもダメだった。
物価の目安はだいたい下記の感じ。日本や最近の中国に比べるとかなり安いが、地球の歩き方2015に乗っている値よりは2倍近くに上がっている印象があった。
現地のキャリアのMTN Irancellの通話、データ通信に対応したSIMが街中の露店などで買える(空港にはなかった) 。通信方式は2G GSMっぽい。私は声をかけてくれた英語が話せる方にいろいろガイドしていただいて購入できた。標準SIMしか売っていなかったので、別のお店でMicro SIMにカットしてもらった。
アメリカ的なサイトはブロックされている。ブロックされているサイトは以下。Google検索はだめでもGmailは良いようで、旅行会社や街中の広告などにはGmail.comのアドレスを載せているものがたくさんある。
NG : Google Facebook Twitter
OK :Gmail Androidの標準Map Bing
APN設定は下記でつながった。
MTN Irancell社の携帯回線によるインターネット接続(APN等)
プランは以下。従量制なので使いすぎると切れる。なくなったら露店や売店でコードを買ってチャージしよう。
MTN Irancell < Tariffs < Data SIM
なお、私はツアーでない個人手配旅行のような形での旅行で友人と訪れた。
注意事項などは、外務省提供の下記がよくまとまっているので興味がある方は通読されたい。
イラン 海外安全対策基礎データ
入国の飛行機
2015年現在では、Turkish Airline, Aeroflot,エミレーツ航空などが首都テヘランのエマーム・ホメイニー空港に就航している。イスタンブール経由となるTurkish Airlineが値段、サービス、機内食とも良かったのでおすすめ。日本からは一度イラン上空を通り過ぎてまた戻ることになるけどね。日本からの直行便は残念ながら現在はなくなってしまった。
査証(VISA)
入国にはVISAが必要。 空港でArrival VISA (最大2週間、延長可能)を発給する方法と事前申請を行う方法がある 。
私は前者のArrival VISAで入国した。2015年に入ってから私が数人に聞いた限りでは、女性の一人旅の場合を含めて全員無事にArrival VISAが発給されているようだ。
VISAは空港到着後に、記入用紙を埋めて申請できる。費用は$42、時間はおよそ1時間弱で出た。ドル、ユーロでも支払い可能。事前申請を行う場合は、下記に紹介した旅行会社のWebサイトで申し込むと事前発給番号が出て、空港到着時にカウンターでの受け取りがスムーズになる。1週間ほどかかるようなのでお早めに!
言語
公用語はペルシャ語。甘美な響きを持つ、イラン人の誇りの言語である…が、馴染みのない人にはまったく読めない、意味が分からない言語であろう。さらに数字もアラビア数字とは異なる表記になるので知らないと戸惑う。
ただ、英語が話せる人は街にはそれなりの割合でいるので、旅行ではあまり困らないと思う。私は非常に親切な方々に幾度も助けられた。
旅行の際には、下の3言だけでも覚えていこう!
- こんにちは。
سَلام۔ / Salām. (サラーム) - どうもありがとう。
مرسی۔ / Mersī. (メルスィー) - さようなら。
خداحافظ۔ / Xodāhāfez. (ホダーハーフェズ)
旅行会社
今回は下記を利用した。
Iran Visa, Travel, Hotels, Tours | Iran Traveling Center
英語にてVISA,ホテル、飛行機、高速バスなどの手配が日本から事前にできる。条件を伝えてホテルや飛行機を探してもらうことも可能。メール返信も早く、とてもお世話になった。
支払いの際には日本の特定口座に日本円で振り込むことが可能。
国内移動手段
広いイランの交通には飛行機、夜行バス、鉄道がある。
飛行機は60ドルほどで安い。短距離でも機内食が出る。
夜行バスは10ドルほどでVIPバス(リクライニング)に乗れる。なかなか乗り心地が良くてよく眠れた。
鉄道は今回満席で乗れなかったが、夜行列車があるらしい。乗りたい場合は早めの予約が吉。次機会があれば乗ってみたい。
通貨と物価の目安
通貨はレアル。経済制裁でVISAカードは使えないことになっているので現金を用意する必要がある。インフレが進んでおり、最高額紙幣は50万レアルまである。高額紙幣には慣れが必要。さらに、町では トマム(1トマム=10リアル)という単位も併用されていてしっかり確認しないと単位が異なることもある。
両替所は空港や街中、イスファハーンなどの観光地にあり、18:00くらいまでやっている。必要な分はまず空港で両替しておいた方が便利。空港から出るタクシーやお土産屋さんではドルも直接使える。
交換元の通貨としてはドル、ユーロ、次いで人民元が使えた。人民元->レアルのレートも悪くない。(500000レアル=100元でわかりやすかった) 。日本円は受け付けてくれなかったり、極端にレートが低かったりするのでお勧めしない。ロシアのルーブルもダメだった。
物価の目安はだいたい下記の感じ。日本や最近の中国に比べるとかなり安いが、地球の歩き方2015に乗っている値よりは2倍近くに上がっている印象があった。
- ペットボトルの水 : 5000レアル
- ジュースやアイス:15000レアル前後
- 市内タクシー:5kmくらい乗ってと100000レアルくらい
- 現地のレストラン:3人で300000-1000000レアルくらい
- チャイハネと水タバコ : 一人当たり100000レアルくらい
- 博物館、モスクなどの政府系施設入場料: 一人当たり150000レアル
- シーラーズのタクシーチャーター : 一日で1700000レアル
モバイル通信事情
現地のキャリアのMTN Irancellの通話、データ通信に対応したSIMが街中の露店などで買える(空港にはなかった) 。通信方式は2G GSMっぽい。私は声をかけてくれた英語が話せる方にいろいろガイドしていただいて購入できた。標準SIMしか売っていなかったので、別のお店でMicro SIMにカットしてもらった。
アメリカ的なサイトはブロックされている。ブロックされているサイトは以下。Google検索はだめでもGmailは良いようで、旅行会社や街中の広告などにはGmail.comのアドレスを載せているものがたくさんある。
NG : Google Facebook Twitter
OK :Gmail Androidの標準Map Bing
APN設定は下記でつながった。
MTN Irancell社の携帯回線によるインターネット接続(APN等)
プランは以下。従量制なので使いすぎると切れる。なくなったら露店や売店でコードを買ってチャージしよう。
MTN Irancell < Tariffs < Data SIM
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